設立趣意書
2013年10月に「第62回神宮式年遷宮」のクライマックスである、両御正宮(内宮・外宮)の遷御の儀が斎行され、全国から伊勢の地に大いに注目が集まり、日本人の心のふるさとであり、人口の百倍もの人々が訪れる特別なまちである伊勢への思いを新たにいたしました。
私たち伊勢人の務めとして、いにしえより、日本人の憧憬の地にふさわしい「おもてなしのまち」としての、伊勢のまちづくりが強く求められています。
しかしながら伊勢市の現状は、各地からの参拝者で賑う神宮周辺に比べ、多くの地方都市と同様に中心市街地の空洞化が進み、将来の人口減少社会に向けて様々な課題が潜んでいます。
伊勢への思いを新たにした今こそ、未来に向けて市民・行政・民間が一丸となり、官民の力を結集し「新しいまちづくり」・「組織づくり」に率先して取り組むべき“時”ではないでしょうか。
当社の考える経営ビジョンは、20年に一度の神宮式年遷宮に象徴される「常若(とこわか)の精神」を根底に、地域経済の発展を促進し、元気なまちを創ることです。
伊勢市並びに関係団体との連携を図りながら、伊勢の発展を願う多くの市民とともに、「住んでいる人にも、訪れる人にもいいまち」の実現に向けた事業を積極的に推進したいと考えています。
そのためには、中心市街地活性化基本計画の認定による、中心市街地への民間投資促進が活性化の第一歩となります。そしてさらには、地域の発展につながる施策を多様な関係者と連携して推進したいと考えています。この計画認定にも、まちづくり会社の存在が必須であります。
伊勢市としても次回の御遷宮に向けたまちづくりに、官民ともに協働で取り組むべく進められており、伊勢商工会議所においても、平成23年度より中心市街地活性化委員会を立ち上げ、新しい時代に対応した事業に積極的に取り組んで参りました。また神宮におかれましても多くの参拝者が訪れている外宮に「せんぐう館」を開館されるなど、当市のまちづくりに大きな関心を寄せて頂いております。
まさに今、「ポスト遷宮を新たなまちづくりのチャンス」ととらえて行動する時ではないでしょうか。
関係各位のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
伊勢まちづくり株式会社 創立総会
事業目的
①地域に活力を与える事業を協議します。
中心市街地活性化基本計画を伊勢市が作成する際に意見を述べることができる「中心市街地活性化協議会」の必須構成員(中心市街地活性化法第15条)となり、地域に活力を与える事業を協議致します。
②街中への公共事業・民間事業の投資を促進させます。
認定された基本計画の中から、補助認定を受けた事業については、国等からの補助支援により公共事業・民間事業など中心市街地への投資を促進致します。
③中心市街地活性化基本計画の事業を推進致します。
継続する組織として、伊勢市や他団体と連携し、中心市街地活性化基本計画の事業を強力に推進致します。
④まちの価値創造につとめ地域経済に貢献致します。
中心市街地への投資を促進させることで地域の価値を高め、地域経済の発展に貢献致します。
会社概要
会社名 | 伊勢まちづくり株式会社 |
所在地 | 〒516-0037 三重県伊勢市岩渕1丁目7番17号伊勢商工会議所内 |
営業時間 | 平日9:00~17:00 |
定休日 | 土・日・祝日・年末年始 |
連絡先 | TEL:0596-21-1707 |
設立 | 2015年2月2日 |
資本金 | 2,000万円 |
発行済株式数 | 400株 |
事業内容 | 1 まちづくり活動及びまちづくりに関する諸団体との連携、調整に関する事業 2 商店街及び地域振興を図るための事業及び各種イベント実施等に関する事業 3 不動産の売買、賃貸借、仲介、管理、運営等の不動産関連事業及び空家、空地、空店舗などの活用事業 4 特産品の企画、開発及び飲食事業、物品・酒類販売事業 5 宿泊関連事業及び観光関連事業 6 旅行サービス手配業 7 損害保険の代理業 8 上記各号に附帯する一切の業務 |
役員構成 | 代表取締役 坂谷 隆徳(伊勢商工会議所 副会頭) 取締役 中村 基記(公益社団法人 伊勢市観光協会 理事) 取締役 山村 賢司(伊勢商工会議所中心市街地活性化委員長) 取締役 奥田 宗吾(伊勢市商店街連合会 会長) 取締役 水島 徹(伊勢商工会議所 専務理事) 監査役 北出 学(株式会社 百五銀行 伊勢支店長) 監査役 澤井 秀樹(株式会社 三十三銀行 伊勢支店長) 相談役 上島 憲(伊勢商工会議所 顧問) 相談役 濱田 典保(公益社団法人 伊勢市観光協会 会長) 相談役 山野 稔(伊勢商工会議所 会頭) 相談役 吉川 松喜(吉川建設株式会社 代表取締役) 相談役 河村 武彦(株式会社カワムラ 代表取締役) 顧問 鈴木 健一(伊勢市長) |